落合博満監督と言えば「オレ流」。
オレ流を貫き、現役時代は史上最年少かつ未だに破られていない史上最多3度の三冠王を獲得し、「史上最高のバッター」と言われています。
また、中日ドラゴンズ監督時代には、8年間のうち全てＡクラス入り、4度のリーグ優勝を果たした名将です。
現在は野球解説者として活躍されていますが、ここではあえて「落合博満監督」と呼び、血液型から性格が垣間見える選手時代のエピソードをご紹介します。
「史上最高のバッター」と言われる理由は記録だけではありませんでした。
落合博満監督の血液型とプロフィール詳細
早速ですが、落合博満監督のプロフィールを確認していきましょう。
生年月日：1953 年12 月9 日
身⾧：178ｃｍ
出身：秋田県
最終学歴：東洋大学（中退）
血液型：O型
小学生の頃から野球を始めています。
高校進学の際には、体罰を良しとする体育会系の風習が嫌いで甲子園常連校ではなく無名の秋田工業を選択しました。しかし、ここでも理不尽なしごきは行われていたのです。落合博満監督は不満が募り退部しますが、実力があったため試合の時だけ呼ばれ4番として出場していました。
その後、東洋大学へ進学。野球部へ入部するもやはり体育会系の風習に納得できず半年で退部。大学も中退しました。
地元秋田へ戻りアルバイトとして働いていましたが、高校時代の恩師から社会人野球チームを勧められ入部することになります。
社会人通算は70本塁打を放つ活躍はスカウトの目に留まり25歳でプロ野球選手となりました。
そんな気になる落合博満監督の血液型ですが、O型になります！
一般的にO型の性格は、一言でいうと『大らかで心が広い！』とされています。
詳しく血液型別の特徴を確認する場合には、以下の記事もご覧頂けたらと思います。
血液型と性格は関係あるの？ないの？それぞれの特徴から科学的根拠まで調査！
落合博満監督にも多くが当てはまりそうですね。
次で、性格が垣間見える具体的なエピソードを紹介していきましょう。
O型の性格らしい落合博満監督に関するエピソード
エピソード①落合博満監督の驚愕のバットコントロール
落合博満監督はバットコントロールの技術が非常に高い選手でした。
ロッテ在籍時代、打撃練習中にゲージの中に入ってきたカメラマンがいたそうです。落合博満監督が「危ないから」と諭したにも関わらず聞き入れなかったカメラマン。落合博満監督は「じゃあ、そこ狙うから」と言って1球目でカメラマンのレンズに打球を直撃させたというのです。
1000万ほどしたというカメラのレンズはもちろん粉々になってしまいましたが、良い映像を撮れたとの理由でそのカメラマンは社長賞を獲得。落合博満監督にお礼を言いに来たそうです。
また、デッドボールを当てられたピッチャーには次の打席でピッチャー返しをして、仕返しをしたこともありました。
落合博満監督は選手時代に通算2371本のヒットを打っていますが、500本目、1000本目、1500本目、2000本目のヒットはすべて狙ってホームランで自らの節目を飾っているそうです。
落合博満監督が実力はもちろんですが、O型の意志の強さがバットコントロールにも表れているようですね。
エピソード②活発で行動的。落合博満監督はプロ野球界初の1億円プレイヤー
現在では年俸が1億円を超える選手がたくさんいるプロ野球界ですが、落合博満監督の選手時代には1億円プレイヤーは１人もいませんでした。
そのプロ野球界で初めての1億円プレイヤーとなったのが落合博満監督です。
ロッテ時代、2年連続、3度目の3冠王という成績を理由に球団側に年俸1億円超えを希望したものの交渉は失敗。この時の落合博満監督の年俸は9700万円に留まりました。しかし、その年のオフに１対４の驚愕トレードで中日に移籍した際に年俸1億3000万円で契約し、プロ野球界で初めての１億円プレイヤーとなったのです。
それからプロ野球界は年俸１億円を超える選手がたくさん現れ、「1億円プレイヤーは一流選手の証」と言われるようになりました。
また、落合博満監督は「年俸調停」の制度を初めて利用した人でもあります。
選手時代の1990年、年俸1億6500万円だった落合博満監督は本塁打王と打点王の２冠に獲得した為、球団に年俸の大幅アップの2億7000万円を提示。しかし、折り合いがつかず、話し合いは年俸調停にもつれこみました。
調停では、球団側の2億2000万円を認め、結果は落合博満監督の負けとなってしまいました。
しかし、落合博満監督がこの年俸調停制度を利用した理由は年俸アップの為だけではありませんでした。
以前からあった制度でしたが当時は球団側の権力が強く利用しようとする選手はいなかったのだそうです。落合博満監督は自分がこの制度を使う事で、制度の敷居を下げ、年俸に不満がある人が使いやすいようにこの年俸調停制度を明るみに出したというのです。
O型の常識を打ち破る野心家の一面は自身の為だけでなくプロ野球界の発展にも繋がっているのですね。
落合博満監督のことが好きになるワンポイント豆知識
落合博満監督が野球を始めたきっかけは長嶋茂雄監督です。
プロ野球選手となってからも長嶋茂雄監督の話をしているときの目はキラキラ輝いていて野球少年のようだったといいます。
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1994年からは憧れの長嶋茂雄監督が率いる巨人にFA移籍。会見では「私は長嶋監督を優勝させるために来た。それができなければ、末代までの恥になる。」と述べています。
その公言通り、在籍3年間で主力として2度のリーグ優勝、1度の日本一に貢献したのです。
1996年、落合博満監督は巨人を退団します。
その理由はFA獲得した清原和博選手とのポジション争いを巡っての球団と関係がこじれた為です。
落合博満監督は会見で「長嶋監督は小さいころからの憧れだった。自分が野球を始めたころ、監督は光り輝いていた。（来季は）どうしても清原との競争になる。（自分が）ベンチに座る機会も多くなるだろう。その監督の苦労する顔、私と清原君の問題でこれ以上、悩む顔は見たくない。身を引こうと思ったんです。」と語っています。
落合博満監督は憧れの長嶋茂雄監督を思い巨人を去ったのです。
しかし、長嶋茂雄監督に憧れたただの野球少年が、自分の力で長嶋茂雄監督を優勝、日本一の監督にできたとことは自身の野球人生でもとても嬉しいことだったのかもしれません。
まとめ
・落合博満監督の血液型はO型。
・落合博満監督のO型らしいエピソードとしては、「①落合博満監督の驚愕のバットコントロール」「②落合博満監督はプロ野球界初の1億円プレイヤー」等があります。
・落合博満監督は長嶋ファンの野球少年だった。
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