甲子園決勝での引き分け再試合の激闘を繰り広げ、2013年には24戦無敗の記録を打ち立て楽天イーグルス日本一に貢献。
そして、メジャーリーグではヤンキースのエースとして活躍している田中将大投手。
日本だけでなく世界を代表するピッチャーとなった田中将大投手の血液型から性格が垣間見える選手時代のエピソードをご紹介します。
実は仲間を思う心優しい男・田中将大投手のことがもっと好きになるかもしれませんよ。
田中将大投手の血液型とプロフィール詳細
早速ですが、田中将大投手のプロフィールを確認していきましょう。
生年月日：1988 年11 月1 日
身⾧：191ｃｍ
出身：兵庫県
最終学歴：駒澤大学附属苫小牧高等学校
血液型：Ａ型
小学1年から野球を始め、最初は捕手をつとめていました。中学に入ると強肩を買われ投手も兼任。駒大苫小牧高校1年の時には、正捕手として試合に出場していますが、２年からはエースとして活躍。甲子園通算成績は春夏12試合の登板で8勝無敗の成績を残しています。
ドラフト１位で楽天イーグルスに入団し、2013年の日本一に貢献。自身は、レギュラーシーズン全24試合登板連続無敗記録を達成。
2014年からはヤンキースへ移籍。
2019年、自身4度目の開幕投手を務め勝ち投手になっています。
そんな気になる田中将大投手の血液型ですが、Ａ型になります！
一般的にA型の性格は、一言でいうと『几帳面で真面目！』なのが特徴と言われています。
もっと血液型別の特徴を掘り下げるならこちらの記事がオススメ。
血液型と性格は関係あるの？ないの？それぞれの特徴から科学的根拠まで調査！
田中投手にも多くが当てはまりそうですね。
次で、性格が垣間見える具体的なエピソードを紹介していきましょう。
Ａ型の性格らしい田中将大投手に関するエピソード
エピソード①甲子園で泣かない球児は大成する！？
甲子園決勝、駒大苫小牧・田中将大投手と早実・斎藤佑樹投手との延長再試合の激闘は多くの人の記憶に残っていると思います。
田中投手の駒大苫小牧は、準優勝となってしまうのですが、最後のバッターは田中将大投手でした。
空振り三振でゲームセット。
その時、田中投手は笑みを浮かべていました。
アルプススタンドに挨拶するときも、早実の校歌が流れているときも、チームメイトが号泣する中、田中投手はまっすぐ前を向いていました。
泣いているチームメイト達に優しく声をかける田中将大投手は一切涙を見せなかったのです。
甲子園で負けて泣く選手は大成しないと言われることがあります。
過去には松井秀喜選手も福留孝介もダルビッシュ有投手も淡々とした表情で甲子園を後にしています。
何故泣かなかったのか。
田中将大投手は、「自分のスイングを思いっきりして悔いのない様にやろうってことだけだった。」と語っています。
悔いのないようにしていたのは、この試合だけでは無いはずです。
Ａ型らしく粘り強く貫いて、小学生からずっと野球に真摯に向き合い頑張ってきた。だからこそ全力を尽くし三振となった時、田中将大投手から自然に笑みがこぼれたのでしょう。
それまでの努力は甲子園を目指したものではありません。もっと先のプロ野球での活躍を見据えたものです。
これで野球人生が終わるわけではない、甲子園は通過点だとという考えが、プロへの心構えになってるのでしょうね。
エピソード②マウンドで闘争心スイッチが入る理由
田中将大投手はランナーを背負ってピンチの時に目つきが変わって闘争心スイッチが入ることはご存知でしょうか。
これ以上点を与えるわけにはいかないという場面では明らかにマウンドでの表情が違うのです。
楽天イーグルス時代に田中将大投手と共に最優秀バッテリー賞を獲得したキャッチャー・嶋基宏選手は「田中が帽子を深く被り直すとスイッチが入る。」と言います。
スイッチが入った田中将大投手は点を与えること無くアウトを重ねていくのです。
そんな場面が多く見られたのは2013年。
楽天イーグルスが日本一に輝き、田中将大投手もレギュラーシーズン全24試合登板連続無敗記録を達成した年です。
そのスイッチが入り目つきが変わるきっかけは田中将大投手が中学2年生の時にありました。
ボーイズリーグに所属していた田中将大投手は全国大会出場がかかった試合に出場。1点差で負けている中、9回2アウト・2.3塁の場面で田中将大投手は打席に立ちました。
ここでヒットを打てば逆転サヨナラのチャンス。しかし、田中将大投手は中途半端なスイングをして打ち上げしまい、ライトフライでゲームセット。先輩達が全国大会にいけるチャンスを不意にしてしまったのです。その悔しさと申し訳無さから、田中将大投手の目つきが変わったそう。
そうです。田中将大投手の目つきが変わるのは、自分が勝ちたいからではないのです。仲間を思って、仲間と勝利を分かち合いたいからなのです。
2013年シーズン、味方の援護が無くなかなか点が入らない試合。
そんな中、田中将大投手が得点圏にランナーを出してしまいピンチになると帽子を被り直しスイッチを入れます。
気合いを入れ直し勝負師の目つきになった田中将大投手は1点も与えることなく3アウトを取りました。
その気迫のピッチングを見た味方の選手達が奮起し、得点をあげて勝利する。
そのような試合が幾度となくありました。田中将大投手もプロ入り7年目の頃というのもあって、Ａ型らしく、エースとしての責任感も強く感じていたのでしょうね。
仲間との絆の強さと田中将大投手の責任感の強さが、あの鋭い目つきに表れているのです。
田中将大投手のことが好きになるワンポイント豆知識
2014年シーズンからヤンキースに移籍し、エースとして活躍をする田中将大投手。
毎年オフになるとプロ入り後7年間在籍した楽天イーグルスの球団事務所にシーズン終了の挨拶に訪れています。
また、楽天イーグルスの新人選手相手に自分の経験を伝えたり質問に答える講義を行い、更には後輩を連れて自主トレを行うなど、今も古巣・楽天イーグルスと密な関係を続けているのです。
それは、7年間育ててくれた恩と快くメジャー挑戦を受け入れてくれた球団への感謝の思いからでしょう。
田中将大投手が仙台の地を訪れた、帰ってきてくれたということだけでも被災地・被災者は元気になります。
忘れられていないと感じることで勇気をもらえるのです。
仙台名物のずんだシェイクをインスタグラムに投稿することで宣伝になり、それも被災地支援に繋がります。
多くを語らない田中将大投手ですが、実は義理堅く、とても優しい男なのです。
まとめ
・田中将大投手の血液型はＡ型。
・田中将大投手のＡ型らしいエピソードとしては、「①甲子園で泣かない球児は大成する！？」「②マウンドで闘争心スイッチが入る理由」等があります。
・優しく義理堅い男。
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