唯一無二の歌声と楽曲。彼女の放つ独特の世界感。
色気のある容姿とその妖艶さ。あるときはクール、そしてまたあるときは愛らしい。
そのすべてを武器に音楽を作り続けてきた天才アーティスト、椎名林檎。
彼女のもつ謎めいた雰囲気と独自の音楽性は、時代を超え多くの人々を魅了し続けています。
今回はそんな椎名林檎さんにまつわるエピソードを、血液型を交えてご紹介したいと思います。
デビュー20周年を迎えてもなお走り続ける彼女の、その魅力に迫っていきましょう!
椎名林檎さんの血液型とプロフィール詳細
それでは早速、椎名林檎さんのプロフィールをみてみましょう。
生年月日:1978年11月25日
身長:167cm
出身:福岡県(椎名林檎としては音楽活動を始めた福岡県を出身地としているが、生まれは埼玉県)
最終学歴:筑前高校中退
血液型:О型
1998年にシングル『幸福論』でデビュー。その後アルバム『無罪モラトリアム』が100万枚以上、『勝訴トリップ』は230万枚以上の売り上げを記録し、一躍トップアーティストの仲間入りを果たしました。
2004年には自身が率いるバンド『東京事変』の活動をスタート。2012年にはファンに惜しまれつつ解散しましたが、個性的且つ演奏技術の高いメンバーらと共に数々の楽曲を世に送り出してきました。
また、自身の活動の傍ら、他の歌手や映画・舞台などへの楽曲提供も精力的に行ってきた彼女。その功績が讃えられ、2008年に第31回日本アカデミー賞優秀音楽賞、翌年には芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞されました。
輝かしい軌跡をたどってきた椎名林檎さんも2018年にデビュー20周年を迎え、現在40歳。
年齢を重ねた今、さらに魅力が増しています。
そんな椎名林檎さんの血液型は、О型です!
一般的にO型の性格は、一言でいうと『大らかで心が広い!』とされています。
詳しく血液型別の特徴を確認する場合には、以下の記事もご覧頂けたらと思います。
血液型と性格は関係あるの?ないの?それぞれの特徴から科学的根拠まで調査!
いかがでしょうか。
“存在感がある”なんて、エピソードがなくても彼女を見るだけで納得してしまいそうです。
それでは次から、彼女の魅力満載のエピソードをいくつかご紹介したいと思います!
О型の性格らしい椎名林檎さんに関するエピソード
エピソード①ものづくりの原点は新聞で見た15歳の女の子だった
「自分が歌う歌でも、だれかが歌って下さる歌でも、一人でも多くの人が心身健やかになっていただくには何が最善の策なのかだけを考えています」
これは、とあるインタビューでの椎名林檎さんの言葉です。
この言葉には、彼女自身のものづくりに対する強い使命感が表れていると感じます。
高校1年生の頃、新聞で同じ年の女の子が自殺したという記事を目にした彼女は、とても大きなショックを受けたといいます。
なぜその行動をとるに至ったの?それを決定づける出来事があったのか?私と彼女では一体何が違ったのだろう?今を生きている自分とその女の子は抱き合わせの存在のように感じ、無関係とは思えなかったのです。
「“命を助けてもらった立場”である私に、自ら命を絶つという選択肢はありませんでしたから」
生後間もなく先天性食道閉鎖症と診断され、2日間にわたる大手術を経験している椎名さん。その経験から「自分は生かされている」と自覚して生き続けてきました。
「女の子の記事を読んで以降、自分が生きていることに後ろめたさを感じ続けています。だからこそ、“消えてしまいたい”と思う女の子の気持ちをずっと考え続けたい。私がJ-POPの世界へ足を踏み入れたのは、明らかにこれがきっかけでした」
彼女の言葉ひとつひとつに彼女自身の気持ちが深く入っているのを感じます。
自分の欲を満たすためではなく、世の女の子が元気になるそのきっかけになれたら・・・。
その想いと使命感が彼女の魅力を引き出しているひとつの理由なのかもしれません。
(参考)新聞で見た「15歳の女の子」へ――椎名林檎、ものづくりの根底にあるもの
エピソード②師匠“亀田誠治”との関係
10代の頃からバンドを組んで様々なコンテストに参加し、頭角を現していた椎名林檎さん。
いくつかのレコード会社に声をかけられ、ソロデビューの契約を結びます。
デビューが決まった後、当時実績を上げていたディレクターと共に楽曲制作にとりかかりましたが、順調にはいかなかったようで・・・。
大幅な手直しが必要との意見に耳をかさず頑なに拒否する彼女とディレクターの間で激しい対立が起こり、行き詰まってしまったのです。
この状況を受け、彼女が所属するレコード会社から声が掛かったのが、東京事変のメンバーとしても知られる亀田誠治さんでした。
前例のない曲を書き、奇想天外な発想をもった彼女はレコード会社の手に負えなかったようですが、そこに少なからず魅力を感じていた関係者の「亀田誠治ならこの子の理解しづらい部分も引き出してくれるんじゃないか」という考えが、2人を引き合わせたようです。
出会ってすぐに意気投合したというお二人。
周囲に「こうしないと売れない」と言われても、“今までになかったものを作るんだ”という気持ちから何度となく彼女の盾になったという亀田さん。
そんな彼を椎名さんは「師匠」と呼び慕うようになりました。亀田さん自身も彼女の存在に影響を受け、人間的にもどんどん開けていったそうです。
出会いから2年後、共に制作した1stアルバム『無罪モラトリアム』が大ヒット。2人の絆はより深く揺るぎないものとなり、それは今も継続中です。
このエピソード、椎名林檎さんの理想の高さとそれを実現するという強い意志、逆境にも立ち向かう力がとてもよく表れていると思います。
(参考)音楽プロデューサー亀田誠治の“転機のモヒカン” きっかけは椎名林檎の一言
エピソード③1998年デビュー椎名林檎が語る同期への想い
aiko、宇多田ヒカル、浜崎あゆみ、MISIA。
彼女達は、椎名林檎さんと同じ1998年にデビューした女性シンガーです。
言わずと知れた実力派シンガーが多く、その層の厚さに興奮さえ覚えます!
中でもaikoさんとの出会いは衝撃的だったようで「一生忘れない」と語るほど。
2人はデビュー前から様々なコンテストで顔を合わせており、音楽性は違えど共に刺激を受けながら活動してきた様子が想像できます。
また、宇多田ヒカルさんとはデビュー当時の所属先が一緒だったこともあり、よきライバル同士だったようです。
宇多田さんが休業していた時には、音楽というフィールドで切磋琢磨し合えない状況に悔しささえ覚えていたといいます。彼女の復帰を願い、エールを送り続けていたようです。
そして2016年、2人のコラボが遂に実現。多くのファンに感動を与えました。
椎名林檎さんの仲間に対するリスペクトの気持ちと、気遣いが垣間見えるエピソードだと思います。
人との繋がりやその関係性を大切にされているのがわかります。
椎名林檎さんのことが更に好きになるワンポイント豆知識
NHKの情報番組『ガッテン!』をご存じでしょうか。
これは『ためしてガッテン!』の後進番組として放送されているもので、もう20年以上続いている人気番組のひとつです。
この番組のテーマ曲『ジユーダム』ですが、実は椎名林檎さんが書き下ろしたものなのです。
“NHK愛好家”であることを自負している椎名林檎さん。
『家族に乾杯』や『クローズアップ現代』など、多くの番組をよく見ているといいます。中でも『ガッテン!』は大好きで、番組内で紹介されたことは日常生活に取り入れ実践しているのだとか。
そんなお気に入りの番組からのオファーに彼女は興奮し、即快諾したのだそう。
「NHKには決して若者に媚びることなく誇り高く在っていただきたい。“孤高であってくれ”そう思えば思うほど今回の取り組みは難しかった。かといってこの仕事を誰かにお譲りするのはどうしても厭でした」
かねてから敬意をもつNHKからの依頼に、思わず気持ちが高ぶる彼女の様子がよく伝わってきます。いつもクールな椎名林檎さんの人間らしい一面も垣間見えますね。
彼女の“ガッテン愛”がたくさん詰まった『ジユーダム』。ぜひ一度聴いてみてはいかがでしょうか。
その可愛らしく楽しいメロディーは、一味違う彼女の魅力に気づかせてくれることでしょう!
(参考)椎名林檎、愛する「ためしてガッテン」新装に際しテーマ曲書き下ろし
まとめ
・椎名林檎さんの血液型はО型
・椎名林檎さんのО型らしいエピソードとしては、「①デビュー前から変わらぬものづくりへの使命感」「②亀田誠治との運命的な出会いを引き寄せた音楽へのこだわり」「③同期デビューの仲間に対する想い」等があります。
・NHKを愛してやまない椎名林檎さんが情報番組『ガッテン!』に提供した楽曲『ジユーダム』。その楽曲とそれに伴うエピソードに彼女の魅力が溢れています。
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